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【外科矯正ができる矯正歯科】顎変形症の手術は保険適用されますか?
こんにちは。
梅田・茶屋町の矯正歯科【みほ矯正歯科医院 梅田院】です。
大阪駅・梅田駅に近く、平日は19時まで、土日も診療を行っています。
「顎が曲がっている」「顎がひっこんでいる」など、顎の形にお悩みではありませんか?
顎の骨の形やバランスに問題があり、顎がずれていたり歪んでいたりと変形しているのが「顎変形症」です。
顎変形症になる原因は今のところ特定されていませんが、遺伝的な要因に加えてクセや生活習慣が関係しているとされています。
子どもの頃には気が付かず、思春期に入り顎が成長する時期に明らかになるケースが多く見られるのが特徴です。
顎変形症をそのままにしていると、見た目のお悩みにつながりやすく、咀嚼(そしゃく)や発音などの機能面にも悪い影響があらわれる恐れがありますので、できるだけ早くご相談ください。
ここでは、顎変形症の治療についてお話しします。
顎変形症の治療には保険が適用されます
まずは、歯科用CT検査やレントゲン検査、顔面の写真撮影などの検査を行い「顎変形症」であるかを診断します。
変形の程度が軽い場合は、矯正治療で対応します。
けれども、骨格的な問題が大きく、矯正治療だけでは症状の改善が困難と診断された場合には、外科的矯正治療が必要です。
外科的矯正治療「外科矯正」では、矯正治療と顎の骨を切って適切な位置に動かす外科手術を合わせて行います。
矯正治療は、手術の前後に行うのが基本です。
矯正歯科で顎変形症と診断された場合は、矯正歯科や歯科口腔外科など、各医療機関での治療に保険が適用されます。
外科矯正で保険が適用される条件
外科矯正は、顎の変形を改善することでかみ合わせを整えて、顎関節など周囲の組織の機能を健全化させるために行います。
見た目の改善ではなく機能回復を目的に行うため、保険が適用されるのです。
ただし、次の条件を満たす必要があります。
・顎変形症など指定された症状がある
・表側の矯正装置を使用して矯正治療を行う
・指定の施設で治療を行う
マウスピース型矯正装置を使用した矯正治療や歯の裏側に矯正装置を装着する「裏側矯正」を行った場合は、全額自己負担になります。
また、美容外科などで手術を行った場合も保険は適用されません。
顎の歪みでお悩みの方は「みほ矯正歯科医院 梅田院」にご相談ください
当院は、保険矯正の指定医療機関として認定されており、外科矯正治療に対応可能です。
先進の設備を取り揃え、さまざまな症例に対応できる体制を整えていますので、重度の出っ歯や受け口、歪みが気になる方は、お一人で悩まずにご相談ください。
2001年1月から2010年12月までの10年間に新潟大学医歯学総合病院口腔再建外科で顎矯正手術を受けた顎変形症の患者さまに行った術後アンケートによると、86%の方が手術の結果に「満足」と回答しています。
(参考:新潟大学大学院医歯学総合研究科「顎変形症患者における外科的矯正治療後アンケート調査」より) >
とはいえ、顎の骨を切る手術と聞くと、痛みや傷を心配される方も多くいらっしゃるでしょう。
顎変形症の手術はお口の中から切開しますので、傷跡は残りません。
当院では、外科矯正の経験が豊富な女性歯科医師が患者さまお一人お一人のお悩みに寄り添った治療を行います。
阪急電鉄「大阪梅田」駅から徒歩すぐのところにあり、土日も17時半・火曜と木曜を除く平日は19時まで診療していますので、お仕事帰りや休日など、ご都合にあわせてお越しください。